私が日本を去った後、ヒロと私は、離れている事は実際、より一層愛情を深めると実感する事となりました。私たちは毎日テキストメッセージを交わし、プレゼントを贈り合い、夜のいかなる時間でもスカイプでお喋りをしました。なので、ヒロがいよいよカナダへやって来るという報告を受けた時は、もう天にも昇る喜びを覚えました。
バンクーバーの大人気Guu居酒屋が、チャーチとジェラードの角に、鳴物入りの登場を果たしたのは、トロントニアンにとっては大変な朗報でしょう。克さん(Guuのマネージャー兼料理長)とお話しする機会に恵まれた私が目下気になっているのは、毎晩の長蛇の列は、Guuの美味しい料理の為か、若いイケメンシェフの為か、という事なのです。
聞いた所によると、日本はカナダに比べて異性との出会いが複雑だそうです。カナダ人男性は、もし女性がコーヒーショップで近付いて来て、その時たまたま彼が読んでいた本について尋ねても特に驚く事はないし、女性の方も、地下鉄で隣に座った男性が話しかけて来ても特に怖がる事はありません。しかし、日本人の友人の男女共が言うには、見ず知らずの人に近付きいきなり会話を始めるのは、普通あり得ないという事なのです。
日本に住んでいた頃は様々な出会いがありましたが、共通意見として、年で一番冷え込む数カ月は重度の「冷たい手足」の症状に頻繁に苦しめられました。それはどうやら「女性特有」という事でした。
例えカナダにいようと日本にいようと、1月というのは毎年、祝日後の憂鬱さと共にやって来ます。クリスマスプレゼントの交換も済み、飾り付けは来年まで仕舞われ、新年はキスと共に始まります。
恋人に完璧なプレゼントを用意し、二人のためにロマンティックな場所を予約する。カップルには一年の中でも最高のイベントだが、独り者にはつらい季節だ。ん?それはバレンタインのはずでは・・・?もちろんカナダではそうだろう。だが、ここで私が話しているのは「一年で一番ロマンティックな夜」であると言ってもよい日本のクリスマス・イブのことなのだ。
カラオケには、バーで酔っ払いに下手な歌を披露し、笑い者にされる以上の深い世界がある。カナダでしかカラオケに行ったことのない人は、これを読みながら「いやいや」と首を振っていると思うが、本場で経験するカラオケは西洋でのカラオケとは全く違うものなのだ。
私とヒロが初めて会った時、私の日本語は限られたものでした。その時点でもうすでに2年も日本に住んでいたのに・・・。でも、日本にいるといっても英語の先生としてで、日本語を話す機会があまりなかったからという言い訳ももうすでに効かなくなってきました。
毎年夏が終わりを告げる頃になると、もう幾年も前の9月、初めて日本で生活を始めた頃へ思いを馳せる自分に気付きます。日本で英語教師になろうと決断したのはちょっとした気まぐれで、とにかくお寿司が大好きであったという単純な理由からでした。
日本にいる外国人、特に西洋人女性は、以下いづれかのジレンマに直面する時が必ずあるはず。どうやって暮らしていこうか。日本人男性の心を振り向かせる?どうやってこれを食べるの。だってこの魚のお刺身まだ生きてるよ?
眺めの素晴らしいお部屋の窓辺で見る私達だけの花火大会。この時ばかりは私も心の高鳴りに身を任せることにしたのですが、そのおかげでようやくその日、私は日本の花火がカナダでそれまで私が体験したものとは全く違うものだということを知ることになります。
明日は雨って聞いたら何を思い浮かべます?雨靴、傘、ちぢれ毛に道の途中で避けて通らないといけない水たまり?イベントの延期にピクニックの中止?それに、雨宿りとかでしょうか。