(7) 西岡淳 総領事に聞く!
3 月 26 日付けで着任した西岡淳総領事に、その人柄に触れるとともに今後の抱負を伺った。
西岡総領事は、1956年3月22日福岡県生まれ。自衛官の父親の転勤に伴って北海道上富良野町に転居し、中学 2 年生のときに神奈川県逗子市へ移る。神奈川県立横須賀高校卒業後、東京外国語大学外国語学部フランス語学科に入学。大学ではフランス語を学ぶのはもとより、国際金融論を専攻した。1979年に卒業し外務省へ入省する。
在アルジェリア大使館三等書記官を振り出しに、通訳担当官として外務大臣、内閣総理大臣等のフランス語通訳、宮内庁御用掛として天皇陛下のフランス語通訳を務め、外務本省では経済協力局のポストを歴任し、国際情報局分析第一課長を務めた。在外では OECD 代表部一等書記官、在インド大使館で政務担当参事官やトロントの川上総領事の後任として在フランス大使館広報文化センターの所長として手腕を発揮するなど、一部だけでもそうそうたる経歴が挙げられる。
着任前は、文部科学省所管の独立行政法人日本学生支援機構留学生事業部長として大きな業績を上げており、まさにカナダ東部 5 州を管轄するモントリオール総領事館の総領事として適任である。
西岡総領事は、抱負として 3 つを挙げている。
- 従来同様、領事館としての一般的なサービス向上と各種の援護活動の充実。
- 当地に進出している本邦企業に対して、円滑に事業を進めるための支援。
- 今年は「日加観光交流年」としてさまざまな行事が予定されているのにともない、日本と当地との様々な交流の強化。
四人家族のうち、成人して既に就職している長男と、今年、大学一年生となった長女の二人を日本に残し、珠実夫人と二人だけの赴任となったモントリオールの第一印象は、街が綺麗で人が優しいということ。公務の忙しい中、地下鉄などに乗って街を歩いてみて、道行く人がみな温和で親切なのが嬉しいと語る。
人との出会いと繋がりを大切にしている西岡総領事。常に前向きに物事を考え、今、自分が何をしなければならないかを現実に即して判断し行動できる意志の強さを、その人柄から伺える。
私たちも“ひとりひとりが民間外交官”ということを忘れずに、日本とカナダの友好に積極的に参加していきたいものである。









