寒さ対策万全で、ウィンタースポーツを楽しむ
ケベックの長い冬ももうすぐそこまでやってきました。寒いの苦手!と家に閉じこもりがちな人も多いと思います。という私もそうでした、アウトドアを始めるまでは。
真っ白な雪をかぶった針葉樹の森、薪ストーブの火を見ながら語り合う山小屋での夜・・・。半端じゃなく寒いカナダの長い冬も、一気に雪の中に飛び込んでしまえば、きっと楽しいものになるはずです。
ということで今回は、冬のアウトドアを楽しくするカギ、寒さ対策についてお話します。がたがた震えながら寒い寒いと言っているうちに、低体温症が進行して命取りになる危険もありますから、そんな状況を防ぐためにも、次の点に注意しましょう。
- 湿気を避け、服が汗や水、雪で濡れたままにならないようにする。
- 体温を奪うようそのひとつである、風をさえぎる。
- 食事・スナックをとって、身体の中から暖める。
- 水分を吸収しやすく乾きにくい綿素材の衣類を避け、服は重ね着に、帽子は必ずかぶる。
重ね着といっても、厚着をすればいいというものでもありません。アウトドアをする人の間では、次のような着方が常識ともなっています。
レイヤー1(underwear)
肌に直接つく部分で、出来るだけ肌を乾燥した状態に保つことが目的です。Underwearといっても、日本語で言う下着とは違います。”ももひき”とか”インナー”のイメージの方が近いでしょうか。
レイヤー2(mid-layer)
暖かさを得る・保つのが目的。フリースやウール素材のものを着るのが一般的で、これも熱さが色々あります。
レイヤー3(outer)
雨、風を防ぐ目的で着ます。防水であり、なおかつ通気性の良いゴアテックスが人気がありますが、お値段的にはちょっと張ります。ケアも面倒なので、個人的には普通に防水できるものを好んで着ています。
以上、基本的な3レイヤーを挙げましたが、そのときの気温・運動量によって、各レイヤーの素材の暑さを変えたり、mid-layerを一枚増やしたりして調節すれば良いでしょう。各レイヤーとも上下ありますし、頭や手足もウール素材でしっかりカバーしましょう。
寒くなければ、冬も楽しい。犬ぞり、クロスカントリースキー、ウインターキャンピング、アイスフィッシングと、カナダならではのウィンタースポーツに、今年はぜひ挑戦して、雪国の良さを発見してみませんか?
(2007年11月号掲載)









