ハイボールで乾杯~!

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Illustrated by Junko Uchiumi

Illustrated by Junko Uchiumi

ようやく朝晩の気温が下がり、過ごしやすくなってきた今日この頃。とは言うものの、まだまだ残暑が厳しいのがこの季節。そんな時に欠かせないのが、何と言ってもビールだ。特に日本は湿気が多いので、汗をかいたの後の一杯のビールが本当に美味しい!居酒屋に入ると誰もがまず口を揃えて最初に言うのは、「とりあえず、ビール!」、もう、これは定番の決まり文句。そんな最初の定番ビールを差し置いて、今注目を浴びている飲み物がある。それが「ハイボール 」だ。ハイボールとは、本来、アルコール飲料をソーダ、ジュースなどのノンアルコール飲料で割ったものの総称だが、日本ではもっぱらウイスキーを炭酸水で割ったものを指すことが多い。

なぜ今、ハイボールがこんなブームなのか?第1に考えられるのは価格だろう。ビール一杯の値段が仮に500円とすると、ハイボールは、一杯380円と若干安上がり。また、比較的色んな日本料理にも合わせやすい。実は、ハイボールブームは今回が3度目で、第1、2次のブームを懐かしがって注文する人もいる。

しかし、今回のブームは企業のCM戦略によるところが大きい。 メーカーは 商品をヒットさせる為に、商品CMを創意工夫して作成した。例えば、CMの一部分のセリフを各地域毎47パターン分(日本の都道府県数)に分け作成したり、BGMに日本を代表するトップ歌手グループを起用したりと、かなりの力の入れようだ。新しいパターンのCMが流れるたび、話題を呼んでいる。

それにしても、日本ってどうしてこんなに商品がブームになりやすいのだろう?一つの方向性に向かいやすい国民性のせいなのかしら?企業やマスコミに踊らされていると分かっていても、ついついそれに踊らされてしまう悲しい性(さが)のせい?何はともあれ、「ハイボールで乾杯~!」という光景がしばらくは続きそうだ。

About the Author

Kiyomi Kambe

1974年生まれ。女性。広島県出身。ワイン愛好家。2003年ワーキングホリデービザで渡仏の経験あり。

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