ぶらりぶらぶら土曜日ブランチ ~旧市街SAINT-PAUL通り

St-Paul Street
“ふっと気が抜ける”そんな週末の始まりに、散歩がてらにブランチをと、旧市街に足を向けてみる。ジャック・カルチエ広場界隈のSAINTPAUL通りは、観光の中心とあってたくさんの観光客で通りが賑わうところだが、住んでいるモノの特権を生かすべく、わざとこの喧噪から離れて通りをさらに西へ向かってぶらぶら歩く。
SAINT- PAUL通りは、モントリオールの創設者Paul Chomedey sieur de Maisonneuve(1612-1676)にちなんで名付けられたもので、1642年5月17日にPointe-à-Callière(現在の考古学資料館)から始まったモントリオールの開拓の歴史がこの道を作った。この道を利用して、当時の人々は教会、学校、病院などに通っていたのである。
19世紀には、ヨーロッパからの船を迎えた港に隣接した道として、この通り沿いには多くの商船、貿易会社が並び、商業の中心として活気を帯びていた時期があった。今はお土産屋さんや画廊、ブティックなどに再利用されている建物が、ふと昔の面影を覗かせる、人と一緒に街も気を抜く瞬間が土曜日の朝だと私は思っている。

Cloque Mousieur in Marché de la Villette
向いにあるOlive et Gourmando (351 Saint-Paul O / 514-350-1083)からはいつも焼きたての香ばしいパンの香りが漂っていて、私はそれを“クロワッサンの誘惑”と勝手に名付け、まんまと誘惑に嵌ってぶらっと店内に入ってカフェ・オレとクロワッサンを注文している。
決してハッピーなことばかりじゃない昨日でも、こうやってのんびりとした時間を楽しむことができる今日の自分がいる限り、明日はきっといいことが待っている、そんな気分にさせてくれる土曜日のブランチが私は好きだ。










