日本人の習い方

Photo: Coco Montreal
一昨年の夏休み、私は日本語を一人で始めてみました。でも、教えてくれる先生がいませんでしたから、早く進まなくて、よく間違って仕舞いました。その後、大学で日本語を始めてから、スピード・アップしました。然し、大学でも先生は手伝ってくれるだけです。自分で努力しないといけません。自習が大切です。そうすると、外国語も自然に話せるようになると思います。
努力が大切だ、という事は、他の事でも同じです。実は、私は武芸に興味が有ります。五歳の時から、武道の稽古をしています。先生は道場で型を見せてくれます。でも、その後は、自分一人で稽古しないといけません。型を一生懸命稽古したら、その技も長い稽古の後、自然になって、昔から伝えられて来た知識さえも習うことができます。
でも、その型の習い方も大切です。日本の習い方は西洋の習い方と違うと思います。西洋では論理を使って、分からない事をよく聞いてみます。頭をよく使って、考えるんです。その間、ずっと迷うことがよくあると思います。日本では、あまり先生に質問しません。先生のやり方の通りに真似ます。考えるのではなく、体を使って、よく努力します。そしてそのような稽古をしていると、いらない自我を忘れます。こういう大切なやり方は武道の稽古で習いました。
皆さん私の家に、うさぎがいます。名前はモモです。小さくて可愛いです。このモモは、私が机をたたくと死んだふりをします。最初は駄目でした。でも、少しずつ練習して上手に成りました。モモはもちろん、ウサギですから、難しい論理を使わないで、ただ私の真似をして、完全にマスターしたんです 。日本の武芸や外国語などを勉強する時は、このモモのような心でできるだけやらなければいけないと思います。よく見て、真似をしながら稽古を重ねます。そして、少しずつ上達することができるんだと思います。
武芸と、モモと、そして日本語。この3つの習い方は似ていると思います。それは、自我を忘れて努力することが一番大切だ、ということです。ありがとうございました。
(第20回 ケベック州日本語弁論大会 中級クラス第一位受賞作品)











